翔陽の特徴Features
金型鋳造(グラビティ)の技術と実績
金型の大きさ
- 最大
- 700 x 700
- 最小
- 製品形状による
製品の大きさ
- 最大
- 600 x 600 x 150 程度
- 最小
- 25 x 16 x 9 程度(実績)
製品重量
- 最大
- 約15kg
- 最小
- 約10g(実績)
連続溶解炉
- 尼崎工場
- 270kg/h × 4基
- 三重工場
- 300kg/h × 2基
坩堝炉
- 三重工場
- 270kg/1回 × 4基
特徴
- 材料メーカーにて調質し、JIS規格以外の材料(合金)も対応可能。(※最低500kg〜)
- インサート技術として、異金属を高密着で鋳包みも可能。
- シェル中子を用い、複雑な形状の鋳抜きも可能。(実績:17点のシェル中子を組みたて使用)
- 多様な鋳造機による様々な製品形状・方案にマッチした鋳造機を選択。
- 鋳造の半自動化により、鋳造サイクルを安定化。
- ロボットにより、注湯量・スピードを標準化。
- 連続溶解炉や密閉式ガス炉による設定温度差の少ない溶解・保持。
- 低コストな減圧設備を用い、加工を施さず、薄肉形状の製品製造。
- 自社熱処理設備により、様々な調質に対応。(実績:ひずみとり・T4・T6)
取扱品目
- 建設機械
- 油圧バルブ
- 自動車
- 補助ブレーキ部品
- 計量器
- 給油計量器部品
図面から製品完成まで
お打ち合わせ・社内検討
高精度・低コスト・短納期を目指し、製品の使用用途や図面からの形状、内部構造、加工、熱処理条件など細かくお話を伺い、完成イメージを綿密に打ち合わせしたうえで社内検討させていただきます。
ご提案
検討の結果を受け、アルミ成型の専門メーカーとして培ってきたノウハウで最適な素材合金、成形方法(砂型、金型、ダイカストなど)、内部構造の鋳抜き方法、コスト削減案などをご提案いたします。
制作
製品の最適な成形方法の型設計・制作を行い、充実した設備と技術により、鋳物成型から研磨、熱処理、加工、表面処理まで一貫してサポートいたします。鋳物成形は、試作のための砂型鋳物、量産に適した金型鋳物、ダイカストなど幅広く対応しております。
検査
X線透視装置やボアスコープなどの検査機器を使用し、製品の内部から外部にわたって細かく検査。また、3Dスキャナ型三次元測定機をもとに寸法を測定いたします。材料評価については、外部検査機関に依頼し確認。安心・信頼していただける検査体制を整えております。
製品の品質と検査
当社は、下記の品質方針にもとづき、ものづくりを通してお客様の課題解決、そして、社会への貢献を志してきました。
今後も高品質の製品を、安定的に皆様のもとへ届けることで、安心・安全な暮らしの一助となるべく、万全の品質管理体制を構築しています。
品質方針
法令や規制などの社会的規範を守ることは当然のこととして、
お客様の期待やニーズを満足させることができるように、
常に品質マネジメントシステムを継続的に改善し次のことを実現する。
特徴
- 品質保証課として独立、客先、各工場、協力会社への品質対応。
- 注湯温度、金型温度の記録と解析。
- HB硬度計による硬度検査
- X線透視装置による非破壊検査。(製品大きさ:Φ30cm 厚さ:2cm [実績])
- 3Dスキャナ型三次元測定器による寸法検査。
- ボアスコープによる内部観察検査。
- デジタル顕微鏡(X 1000)での組織観察。
- エアリークテスターによる空気圧漏れ検査。
- ピンホール試験機(真空式)によるピンホール検査。