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粉体塗型とは
- Publish :
- 2024.06.28
- Category :
粉体塗装とは?
粉体塗装とは、粉状の樹脂塗料(粉体塗料)を吹き付けたり、流動化させて粉体塗料の中に付け込むことで、被塗物の表面に塗膜を形成する塗装方法です。
被塗物に付着させる方法は、静電気を利用し付着させる方法(静電吹き付け法)と予め被塗物を予熱し、粉体塗料を溶着させる方法(流動浸漬法)の2つがあります。
塗装膜を調整しやすいのは静電吹き付け法(40〜100μ)、一度で厚膜を得られるのは流動浸漬法(200〜1000μ)です。
塗装後に粉体塗料の加熱・溶融・効果の行程(焼付乾燥)が必要な為、工業用の塗装方法として1960年代から使用されています。
粉体塗装の特徴は
①有機溶剤を使用しない為、人にも環境にも優しい。
②塗料の回収・再利用が出来る。
③一度に高膜厚で塗装が可能。
④塗料は危険物では無いので取り扱いが容易。
⑤塗料のタレが起き難い為、塗装の特殊技能がなくても塗りやすい。
等があります。
そしてアルミ鋳物における最大のメリットして湯流れがよくなるという魔法の粉なのです。(※これ以上は言えません)