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低圧鋳造とは
- Publish :
- 2024.05.07
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低圧鋳造とは
金型鋳造と同様に金型を用いますが、鋳型への注湯方法が異なります。鋳型は溶湯を満たした坩堝(るつぼ)の上に密封した状態で設置し、内溶湯表面を加圧することにより、給湯管(ストーク)を通じて溶湯を押し上げ、鋳型内へと注湯する鋳造法です。
【特徴】
・欠陥の少ない高品質な鋳物ができる。
・重量歩留まり(= 製品重量 / 鋳込み重量)がよい。
・寸法精度がよい。
【注意点】
・ストークを通じて注湯するため、湯口の位置や数の自由度が金型鋳造に比べ少ない。
・鋳造サイクルが長い。
・保持炉内で溶湯の上下があるため、介在物生成やガス含有の可能性が高い。